講義評価について

2005年5月19日 小野塚 知 二
 わたしの講義では、およそ半期に1回ほどの頻度で、受講者諸君に講義評価をしていただいています。今年度の経済史の講義では、第1回を6月2日に予定しています。評価シートを当日の講義時に配布しまするので、記入して、講義終了後に出してください。評価シートは以下のような項目から構成されていますので、予め目を通して、記入すべきこと(特に自由記入欄)を考えておいてください。なお、経済学部所定の講義評価はわたしの担当する授業の最終日(11月末か12月初旬)に実施します。

 講義評価の目的は、まず第1に、申すまでもなく、今後の講義を改善するための参考材料にすることです。第2に、より大切なことだと考えているのは、他人の仕事を評価する経験を諸君に積んでほしいということです。単なる難癖付けや無い物ねだりではなく、どこが/何が、どのように良いのか/悪いのかを、当人に納得できる形で示すのは、実は非常に難しいことです。諸君は他人に評価されることには慣れているでしょうが、評価内容に割り切れなさを感じたことも多いと思います。また、これから先、否応なく、人を評価しなければならないこともあるでしょう。そのための一つのトレーニングと考えて講義評価に臨んでください。さらに第3に、おそらく最も重要なことですが、漫然と受け身で講義を聴くのと異なり、評価しようとして聴くことにより、講義の理解度は格段に高まるはずです。少なくともわたしは、講義評価にそのような効果を期待しています。したがって、自由記入欄にさまざまなことを書き込んでいただくのが非常に大切なことになります。



講義評価用紙

経済史(2005年度)第1回

2005年X月Y日実施


 本日の講義終了時に提出できない場合は、来週の講義終了時に、あるいは、郵送(〒113-0033 文京区本郷7-3-1東京大学経済学部 小野塚知二宛)で提出してください。



T 入学年度  1. 2004  2. 2004  3. 2003  4. 2002年度以前

  所  属  a 文科U類  b 経済学科  c 経営学科  d その他(           )

 

U 講義の目標・対象領域・体系性

 1.完全に明確  2.ほぼ明確  3.ふつう・どちらともいえない  4.やや不明確  5.全く不明確  6.その他
[自由記入]

 

 

V 講義内容は明解ですか、難解ですか?

 1.たいへん明解  2.ほぼ明解  3.ふつう  4.やや難解  5.非常に難解  6.その他
[自由記入]

 

 

W 講義内容の全般的評価

 1.目が覚めるほどおもしろい  2.まずまずおもしろい  3.ふつう  4.ややつまらない  5.眠くなるほどつまらない  6.その他
[自由記入]

 

 

X 講義内容の節別の評価      (1.:最良 〜 5.:最悪, 6.:欠席・記憶なし) [自由記入]
T1 経済史とは何か           1. 2. 3. 4. 5., 6.
 2 効率性と分業            1. 2. 3. 4. 5., 6.
U1 前近代総説:前近代と近現代     1. 2. 3. 4. 5., 6.
 2 共同体と身分制           1. 2. 3. 4. 5., 6.
 3 前近代社会の持続可能性と停滞    1. 2. 3. 4. 5., 6.
 4 前近代の市場:貨幣、資本      1. 2. 3. 4. 5., 6.
V1 近世総説:前近代から近代への移行  1. 2. 3. 4. 5., 6.


Y 個々の講義内容、もっと聴きたかったこと、その他特筆すべき点などについて
[自由記入]

 

 

Z 講義の方法・技術(進度、話し方、板書、配布物など)について
[自由記入]

 

 

[ 今日までこの講義に何回出席しましたか?

 1. 7回すべて  2. 5〜6回  3. 4回以下

\ よく出席した(しなかった)理由は何ですか?
[自由記入]

 

 

] テーマ自由・提出任意のレポートについて
[自由記入]

 

 

XI 講義以外の個別的指導や参考文献の紹介などについて
[自由記入]

 

 

XII 受講して得た(失った)もの、良かった(悪かった)こと、当初の期待の現時点での満足度など
[自由記入]

 

 

XIII 開講曜日・時間帯などについて
[自由記入]

 

 

XIV その他、自由に何でも書いてください