お知らせ

東大EMP第1期プログラムが修了しました。

昨年10月に始まった6カ月間の東大EMP第1期プログラムは、2009年3月14日に修了いたしました。
第1期プログラムでは、110コマの「教養・智慧」の講義、41コマの「マネジメント知識」と「コミュニケーション技能」の講義のほか、東大キャンパス見学（駒場、柏、弥生）、ＥＭＰサロン、キャンパス外での坐禅実習・星空観望、特別講演等を含め、総計198コマの講義が行われました。

東大EMPは、今後いっそう多極化していく世界においても通用する「課題の設定と解決の能力」を受講生が身につける「場」を提供することを目的としています。この目的に沿って、受講生は特に「教養・智慧」プログラムで学んだことをベースに、現代の中核的な課題とそれを取り巻く主要課題との関わりについて、5つのチーム* に分かれて討論を重ねてきました。その成果発表が修了式当日の午前中にありました。
* ５つの課題テーマ：
(1) 「健康的で活力のある超高齢化社会経営」
(2) 「資源・エネルギー活用の規律による環境保全」
(3) 「経済・金融分野の貢献と影響力の制御」
(4) 「異なる宗教、文化、国家間の共通行動規範確立」
(5) 「先端科学・技術の効用と新世界観の確認」

午後には、東京大学総長 小宮山宏による特別講演「課題設定とその展開」が行われ、引き続き小宮山総長より28名の全受講生に修了証書が授与されました。