お知らせ

東大EMP第5期プログラム - 2週間遅れの修了式

2011年4月4日

2010年10月に始まった東大EMP第5期プログラムは、2011年3月12日に修了式が開催される予定でしたが、前日に発生した東日本大震災により2週間延期され、3月28日に執り行われました。濱田純一東大総長から受講生に修了証書が授与されました。これで、EMP修了生は124名になりました。

第5期プログラムでは、113コマの「教養・智慧」の講義、28コマの「マネジメント知識」と「コミュニケーション技能」の講義のほか、東大キャンパス見学(駒場、柏、弥生)、オリエンテーション、EMPサロン、チーム作業、キャンパス外での坐禅実習・星空観望等を含め、総計184コマの講義が行われました。

なお、受講生による最終レポート発表会は、5月14日に開催の予定です。

濱田総長の挨拶
「今のように複雑で多様化している世界、変化する時代の中では、これまでの知識をそのまま使うだけでは対処しきれない問題が次から次へと現れています。この度の大震災により新たな課題も出てきました。こうした時代にこそ大学が持っている『知』の役割が大きくなると私は言っているのですが、『知の役割』とは、スタティックで断片的な知識、という意味ではありません。そうではなくて、とりわけこのEMPで皆さんが学んだような、深さと幅広さを同時に備えた知、基礎と応用が融合した知、そしてつねに生成発展変化していく知、要するに一言で言えば、ダイナミックな知こそが、現代に求められている、変化に対応できる力になる、ということです」と挨拶する濱田総長。
EMP講師陣を代表して挨拶する前田正史理事・副学長
EMP講師陣を代表して挨拶する前田正史理事・副学長
第5期東大EMP修了式(於:東大本部棟 大会議室)
第5期東大EMP修了式(於:東大本部棟 大会議室)


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