2005年度の担当科 目


大学院  欧米経済史U(夏学期2単位、金V)

     欧米経済史資料研究(冬学期2単位、金V)
     現代ヨーロッパ経済史教育プログラム(CHEESE GRADUATE PROGRAMME

学 部  経済史(通年4単位、木X、駒場)

     上級西洋 経済史(夏学期2単位、金V)

     学部演習(通年4単位、金W)







大学院


欧米経済史U(夏学期2単位、金V)

 現代の始期をめぐるさまざまな説を再検討することを通じて、現代ヨーロッパの経済・社会・政策 のおもな特質を概説し、また、そうした現代と現在との連続・断絶について考察する。講義・質疑のほかに、参加者には輪番で現代史の諸トピックに関する小報告を課す。






欧米経済史資料研究(冬 学期2単位、金V)

 この講義は以下の内容で 構成される。第1に、現代ヨーロッパ経済史、殊にヨーロッパ統合史の重要文書を輪読して、ヨーロッパ統合の前史(戦間期と1940年代)と初期過程 (1950〜60年代)について再考する。基礎的・前提的な知識はむろん必要だが、史料から何を読みとりうるかということを重視する。取り上げるのはおも に英文あるいは英訳された文書だが、参加者によってはそれ以外のヨーロッパ言語の文書を扱うこともありうる。第2に、ヨーロッパ経済史研究の資料調査法に ついて具体的な事例を踏まえて検討する。研究課題・研究計画と資料調査との関係、予備的な検索・調査、現地での資料調査、事後的・補足的な調査など、資料 調査のさまざまな面を取り上げる。
 なお、希望があれば、近代・現代英文手書き文書の読み解き方について、基礎・初級・中級程度の手ほどきをすることもありうるが、これについては参加者と 相談のうえ決める。






現代ヨーロッパ経済史教育プログラム(CHEESE GRADUATE PROGRAMME
 これは科目ではありません。現代ヨーロッパ経済史やヨーロッパ経済論・EU研究に関する新しい 教育プログラムの提案です。詳しくはホームページをご覧ください。








学 部



経済史(通年4単位、木X、駒場)
  シラバス

  若干の注意(2005年4月14日)

  参考文献リスト(2005年4月15日)

  経済史受講者にひとこと、ふたこと(2005年5月13日)

  経済史受講者にふたたびひとこと(レポートについて、2005年5月18日)

  講義評価について(2005年5月19日)

  経済史受講者にみたびひとこと (宿題について、2005年6月8日、6月28日改訂)

  今後の予定(2005年6月21日)

  後期の予定(2005年11月9日)





  シラバス





テーマ:「ヨーロッパ統合の条件 −経済史的分析−」
  ヨーロッパにおける共同体(EC)形成と統合の諸条件を、現代経 済史上のさまざまな要因から考察する。今年度はとくに1920〜50年代の統合構想の変容とその現実的な背景に注目し、「アジア共同体」に関する現在まで の願望や言説との比較を試みる。
なお、個人研究(卒論)のテーマは各自の選択に委ねるので、必ずしも上のテーマに縛られる必要はない。冬学期の途中まではおもに共通文献の輪読と討論に、 それ以降(および夏合宿)は個人研究の中間報告に当てる。3年次末には小論文(12,000〜20,000字程度)を、卒業予定者には卒業論文を提出して もらう。
 テキストは参加者と相談のうえ決める。









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